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こだわりの旅 ダイヤモンドや金箔を散りばめた高級ツアーやガイドブックに載っている観光地を順番に網羅していく、「きれいだった」「美しかった」「全部見られた」「テレビでやっていた通りだった」という「旅行」は他社にお任せして、私たちは、「行ってみて良かった」と思っていただける「旅」を丁寧に作っていきたいと思います。
テレビ、インターネット、雑誌、ガイドブックに、海外観光地の情報が氾濫している現代だからこそ、その情報どおりに動く旅行ではなく、「ガイドブックのない旅」「ガイドブックにない旅」を求めてまいります。デジタルカメラで見るのではなく、心で見る旅。
 その街の空気を肌で感じる旅を今様にアレンジしてまいります。「旅行」という「商品」を販売するのではなく、「旅」という「経験」をプロとして、親切に、丁寧に、きめ細かにお手伝いさせていただきます。

マネ『フォリー・ベルジェールの酒場』を鑑賞する旅
    全日空ビジネスクラスNew Style CLUB ANAで行く


秋のロンドン滞在の旅:9月9日(水)発〜9月15日(火)着
千歳発着7日間¥498000(成田発着¥488000)

エドゥアール・マネの最晩年
(1882年)の作で、彼の画業の総決算ともいえるものです。マネが最も印象派に近づいた作品とも言えますが、印象派との決定的な違いは黒の多用です。
この絵は、黒と白を基調にしながら、色彩感覚に溢れ、華やかな第一印象を与えてくれる作品になっています。

エドゥアール・マネ『フォリー・ベルジェールの酒場(バー)』
(ロンドン・コートールドギャラリー所蔵)

 フォリ−・ベルジェ−ルは当時パリで流行していた社交場、カフェ・コンセ−ルの一つで、大型ミュ−ジックホ−ルのようなものです。舞台を見ながら飲んだり食べたりする場所です。描かれているのはそこの壁際に設けられたバ−で、カウンタ−に両手をついてこちらに向かって立っている、食べ物や飲物を売る若い女性と、背後の大きな鏡です。鏡に映し出されているのは、客席から舞台を見ている紳士淑女たちです。左上には踊り子の足がのぞいているので、舞台ではちょうど空中ブランコのショ−が行なわれていることがわかります。はっきりした輪郭と色彩をもった前列の静物(ボトルはラベルの文字まで読めます)に対し、鏡の中はぼんやりと描かれ、マネの愛したパリが、病にあるマネから今や遠くへ行ってしまったことを暗示しています。 カウンターのオレンジは「生の儚さ」の象徴とされ、晩年を迎えたマネ本人を暗示しています。

 さらに、この絵を見ている「私」は女性と正面から向かい合っているわけですが、その向かい合った帽子を被り紳士的な服装の「私」と彼女の後ろ姿が鏡の右側に映っています。カウンタ−と鏡は平行になっていますから、人物だけがこんな映り方をすることはありえません。もちろん、間違いなどではなく、ここにはマネの意図が含まれています。
  マネはわざわざ正面向きの構図を用いて、しかも正面向きならば二人の姿は女性の影に隠れてしまうのに、それを不自然なまでに右に持ってきてまで描きたかったのです。右の部分から彼女が客の男と対面していることがわかります。カウンターの前に立つこの男の視点がこの絵の視点であり、この絵を見ている我々です。我々は彼女と対面しているこの男と同じ視点にいながら、一方で、もっと引いたところから第三者的な視点で、二人の様子を眺めることができます。

 マネはなぜそんな複雑なことをしたのか。彼女は暇にしているのではなく、カウンターにいる女性であり、客と対峙している最中で、そしてそのときの彼女の表情がこれだということを同時に、客の立場にある私たちにマネは見せたかったのだと思われます。

 そうすると次の疑問は、なぜ初めから第三者的な視点で描かなかったのか。この絵の女性は正面向きで、ほとんど左右対称の図柄の中にはめ込まれています。
  これは「動」の要素を排除し「静」を表してします。それは背景に描かれた鏡の中の世界「動」と対称的です。華やかなカフェ、賑やかで楽しそうな観客、そして空中ブランコ。鏡の中の世界は、彼女(と我々)にとっては所詮虚像であり、彼女の表情がそれを暗示しています。実像であるこの女性の心理的な描写を「動」に対する「静」に位置付ける中で描こうとしているわけです。カウンターの左右に置かれたボトルと彼女の頭部が作り出す三角形がさらに「静」の安定性と強めています。

 彼女の不思議な表情は、とても接客中とは思えません。仕事に不満があるのか、呆けっとしているだけなのか、実際には彼女が何を思っているのかはわかりません。わかりませんが、彼女の心理的な側面に我々の関心は向かいます。パリという都会で興じられる社会的娯楽の対岸にいるような彼女の虚無的でありながら魅惑的な表情の裏側へと。胸の花飾りから察するに彼女は本来華やかなものが好きな人なのでしょう。この表情は群集の中でふと感じる孤独なのでしょうか。カウンターに並べられたボトルは彼女の所だけ空けられていて、まるで彼女もひとつの商品のようでもあります。透明感の素晴らしいグラス、そこに飾られた2本のバラは純潔の象徴なのか、秘め事の象徴なのか・・・。

 二つの視点と静と動の対比は、はっきりとした前列の輪郭や色彩と背後の鏡の中のぼんやりとした世界と相まって、平面な絵に空間性をもたらしていますが、それだけではありません。まず、一枚の絵に二つの視点を持ち込むことによって、彼女がどこで何をしているのかを教えてくれます。さらに、静と動、虚像と実像を対比させることによって、彼女が何を感じているのかを我々に見せる絵になっています。

 この絵によってマネは、絵画とはただ見えたものを写実をすれば良いのではなく、いかに絵の中に「現実」を作りあげるのかとういことを示しています。
  ミシェル・フーコーの言うように確かに、マネ以前のそれまでの絵画は、対象をその画面の中に描きながら、あたかもそれが絵ではないかのように装うこと、「絵画」性を隠蔽するようにすることが伝統であった中、マネは「オランピア」などの作品によって、絵画が覆い隠すようにしていたキャンバスの物質的特性、性質、そして限界を出現させたのでしょう。
  そしてそれだけではなく、集大成ともいえるこの絵で彼は、キャンバスの限界を可能性に変えることをも提示したように思えます。

※旅行代金には燃油サーチャージ、海外の空港税が含まれております。
 (変更があった際にも追加徴収・返金はいたしません。)

 現在の原油価格を判断基準とした航空会社サイドからの8月、9月、10月の予定燃油
 サーチャージ額をベースとしております。
※全コース、千歳空港より、社員添乗員同行
 (成田・中部・関空経由のツアーも多数ご用意)


外国船クルーズ・初心者限定企画

旅行 株式会社世界紀行 MSCクルーズ 海外クルーズの旅とひとくちに言っても、船ごとの特徴が様々で、勝手がわからずクルーズの旅を躊躇してしまうというお声を聞きます。また、クルーズリピーターの中に入るのは、ビギナーで不安だということもあるでしょう。そこで、これから海外クルーズをお考えの方々へ、ご参加者を今回が初めての海外クルーズ(ナイルクルーズや三峡下りのようなリバークルーズは除く)の方に限らせていただき、ご出発前の準備から、船上での過ごし方にわたり、初心者向けにご案内させていただき、クルーズの楽しみと魅力に触れていただく旅を設定させていただきました。
添乗員もクルーズビギナーのための行動に徹します。初歩的なところから全てお尋ねください。

ご紹介の航路は、数多くのクルーズの中でも人高い「西地中海クルーズ」です。コロンブスが少年時代を過ごしたジェノバを起点に、イタリアからスペイン、ポルトガルへと美しい海岸都市を巡ります。途中、全長60qにおよぶジブラルタル海峡では、大西洋と地中海の境を進み、変化に富んだ航海をお楽しみいただきます。真夏の暑さもやわらぐ9月、地中海は青い海と青い空が広がり開放感に溢れています。

今回乗船するのは、陽気で明るい雰囲気が特徴のイタリア船「MSCクルーズ」です。船上での服装もあまり堅苦しく考えず、お気に入りの服装でおしゃれを楽しむのが、イタリアンスタイルです(フォーマルは2回です)。MSCには世界中からの気さくな船上スタッフとともに、心強い日本人スタッフも乗船し、いざという時の言葉の心配もありません。せっかくの美しい季節の地中海ですので、海側バルコニー付キャビンのご利用(シャワーのみとなります)です。この機会に外国クルーズにデビューしてみませんか。(外国船クルーズの経験者はご遠慮ください)

■9月23日(水)発『MSCオーケストラ号・海側バルコニー利用〜
 西地中海・ジブラルタル海峡クルーズの旅11日間』
■¥498000 千歳発着、ポートチャージ、燃油サーチャージ、全観光を含む
 添乗員同行、日本人コーディネーター乗船


2009年皆既日食観測の旅(in安吉China)

 2009年は7月22日インドから始まり、中国南部、日本のトカラ列島、そして太平洋のマーシャル諸島までです。ただし観測条件、地理条件など様々な条件が整わなければ見ることが難しく、今回の中国浙江省の安吉天荒坪水力発電所(東経119度35分、北緯30度27分)より観測できる皆既日食は、5分18秒とかなりの好条件が整い、今世紀最大の天体ショーとして、世界中から注目が集まっています。 2009年はインドの2分間に始まり、チベット、中国を経て、日本のトカラ列島で7分の最長時間を迎え、太平洋上に移動し、終わります。
 しかし、トカラの島々は渡航に時間がかかる上に、宿泊施設も限られています。
そのため、条件の良い観測ポイントとして、中国・安吉のホテルを確保させていただきました。(他のホテルも含め、すでにヨーロッパ人で満室です)安吉は上海から遠く離れ、竹の里として知られるように自然にも恵まれ、さらに観測する天荒坪観測所は海抜758mの高台にあるため、中国特有のスモッグなどの心配はございません。
 日本近隣での皆既日食は次回は2035年になります。ある意味、一生に一度の天空のショーです。 株式会社世界紀行では7月20日発4日間でツアーを発表させていただきました。 お問合わせお待ちいたしております。
ブログでもご紹介しております。こちら  ※上記の写真はイメージです。

 第1接触 08:20:24/第2接触 09:32:45/第3接触 09:38:03/第4接触 10:57:31


アタカマ砂漠のワイルドフラワー

地球上の大陸の西岸には、偏西風の影響で「西岸砂漠」が形成されていますが、その中でも南緯30度近辺に位置する三つの大陸の西岸砂漠は、3大ワイルドフラワーの土地として知られています。
砂漠に一年で冬の数日だけ降る雨がもたらす、春の一瞬の奇跡。南アフリカ・ナマクワラ
ンドのワイルドフラワーと西オーストラリアのワイルドフラワーが有名で、特にナマクワランドは厚い絨毯のように砂漠をびっしり覆い尽くすデイジーで知られますが、その分、西オーストラリアより花を見られる時期が短く限られてしまいます。

   今回ご紹介するチリ・アタカマ砂漠のワイルドフラワーは、かつては幻のワイルドフラワーと呼ばれていました。ギネスブックが認める世界で最も乾燥した土地がアタカマ砂漠です。そこに降る雨は他の二つの砂漠よりもさらに少なく、以前は4、5年に一度しか花が咲きませんでした。その分、一斉に花開く時は素晴らしく,「グアナコの足」と呼ばれる紫の花の絨毯が何キロにもわたり、砂と岩しかない砂漠をカーペットのように覆い尽くします。その様子はナマクワランドさえも凌ぐとされてきました。

現在はエルニーニョの影響でほぼ毎年、海から発生する霧や、冬に僅かながらの雨が降るようになり、ワイルドフラワーも例年のようにご覧頂けるようになりました。

しかもそのスケールは以前と変わりません。 昔はとても幸運なほんの僅かな人たちだけが見ることができた神々の花園を、いまはかなの確率でご覧いただけるようになりました。アタカマの春は、暦の上では9月21日からです。このたびのツアーもベストシーズンにあわせています。

9月24日発「チリ・アタカマ砂漠のワイルドフラワーと世界遺産フライホルヘの森」

12日間の旅、好評募集中です。
世界一のワイルドフラワーの旅にぜひお出かけください。

(写真はアタカマ砂漠にしか咲かない「ガラ・デ・レオン」)

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 更新情報
2009/06/08
・TOPページ、各コース内容を更新しました。
 
 

 

 
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09/07/03   Last Update

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